2010年10月13日
かんたんエクセルレッスン(1) EXCELの互換性について
家庭から会社まで幅広く使われているEXCELですが、下記のようなバージョンがあります。(・∀・)
・Microsoft EXCEL 2000
・Microsoft EXCEL 2002
・Microsoft EXCEL 2003
・Microsoft EXCEL 2007
・Microsoft EXCEL 2010
うん、まあ単純にその年代によって年号が変わってるだけです。(・ε・)
ただ、このEXCELの流れなんですが、2007年度バージョンで大きな変化がありました。
操作方法が大きく変わり、また、保存をする時の形式も大きく変わりました。今回のレッスンでは、
その「保存形式」について、触れてみたいと思います。
さて、元々EXCEL2000・2002・2003を使用して作成したファイルは、「XLS形式」というファイル形式で保存されていました。
もうちょっとかみ砕いて言えば、「旧エクセル形式」とも言えると思います。この「旧エクセル方式」は、2000・2002・2003と
ソフトのバージョンが変わっても、変更はされなかったので、EXCEL2003で作った「XLS形式」のファイルを、EXCEL2000で
開く事も問題なく出来ていました。(・・;)
そこで登場したのが「EXCEL2007」、こちらのEXCELで普通に「名前を付けて保存」と操作すると、「XLSX形式」、言い換えれば
「新エクセル形式」で保存します。この、「XLSX形式」のファイルは、基本的には前のバージョンのEXCELでは読めません。
自宅にあるパソコンにインストールされているEXCEL2007で作ったファイルが、会社のパソコンのEXCELで開けなかった、という
状況は、こういう「ファイル形式の相違」が原因で発生したわけです。(´・ω・`)
さて、こういうEXCELの保存形式の相違によるトラブルを回避する方法が2つあります。
(1)EXCEL2007で保存するときに、「XLS形式(旧エクセル形式)」で保存する(o^-')b
これは割と簡単です。EXCELの画面左上の「Officeボタン」をクリック、「名前を付けて保存」の所にマウスポインタを持ってきて
そこでクリックせず、右側に出る詳細メニューの中から「EXCEL 97-2003ブック」を選択するだけです。
EXCELで作った書類を、誰かにメールで送ったりするときに、相手が使ってるEXCELのバージョンが分からない場合は
この手順で「XLS形式」、旧形式のファイルで保存して送っておけば間違いありません。
ただし、この手順で保存した場合には、「EXCEL2007から使用できるようになった新機能」については削除されてしまいます。
(2)旧バージョンのEXCELでも、「XLSX形式ファイル」が読めるようにする(o^-')b
このプログラムは、Microsoftが無償提供しているものですが、旧バージョンのEXCELで、新バージョンのEXCELファイルが
開けるようになるプログラムです。(ノ゚ο゚)ノ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=941b3470-3ae9-4aee-8f43-c6bb74cd1466&displayLang=ja
EXCEL2000・2002・2003を使用している人は、こちらのプログラムをダウンロード・インストールしておけば、2007形式の
ファイルが送られてきても、問題なく開く事ができます。このプログラムを導入しておけば、EXCELだけではなく、WORDや
POWERPOINTなどのソフトでも「2007問題」が起きなくなるので、お勧めです。(^O^)
会社の中に、旧形式のEXCELがあるのであれば、あらかじめコレをインストールしておけば、「こっちじゃ開けない」「ここなら開ける」
的なトラブルが起きず、楽になるんじゃないかな、と思います。(・∀・)
Posted by パソコンのチップス at 11:29│Comments(0)
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